2005年 おうし座の空模様。
2004年、心の中にふくれあがる思いを どうすれば伝えられるのか というあたりで 牡牛座の皆様は、四苦八苦してきたのではないでしょうか。 どんなに正しい思いでも どんなにきれいな愛でも 相手に受け取ってもらうには、ものすごく努力が必要になります。 自分にはきれいに見えても 人にもそう思ってもらえるかどうかは、わからない。 自分にとってはゲキウマのキムチも 相手にとってはおなかを壊す悪魔の食べ物でしかない、こともあります。 では、その ぴっちぴちに水気が張った、甘みの濃いすばらしい白菜を いったいどう調理すれば、相手の喜びになるのか。 試行錯誤を繰り返し だいぶ得意メニューが増えた方、多いと思います。 自分と相手の間にある、どうしようもない距離を埋める ことは、 生きていく上で欠かせない営為です。 思うに、 「そのままではつかえないもの」 「そのままではたべられないもの」 を 「加工しまくること」が「生活」なのだ といっても過言ではないかもしれません。 加工の工程ではいつでも、試行錯誤が必要です。 自分にとってはどのようなことが意味があって 相手や対象はどんな特徴を持っているのか。 自分はどういう目的で生きていて 相手はどういう興味で生きているのか。 これをよく知らないと、何をどう加工すればいいのかわかりません。 また、できあがった試作品を見て どこがどううまくいかないか というフィードバックをして、さらに加工のレベルを上げるのは 必須の行程です。 変えてみて、つかってみて、うまくいかないところを見て、また変える。 このローテーションを何度か、繰り返してきた貴方だと思います。 そして、少なくとも2005年7月まで、そのテーマは 未決着 のままで、トライアンドエラーの機会を与えてもらえるのだとおもいます。 では、7月を越えたらどうなるのか。 ここからがたいへんです。 今年12星座中で一番「大変」なのは、 牡牛座なのではないかと思います。 災難が起こる!不幸が勃発! というのではありません。 人は、受け身でいた方が、精神的にはラクなのです。 問題は、 「おまえはどうするんだ」 と問われたときです。 それも、状況の中で重大な位置を占めつつ、 「旗幟を明確にせよ」 「敵なのか味方なのか、態度をハッキリせよ」 「どうするつもりなのか、決めなさい」 といわれたときが、 一番厳しく、つらく、難しいのです。 受け身 のときは、責任や義務は発生しません。 でも、 「能動的に、決断せよ」 と言われたときは、責任も義務も発生します。 その決断で傷つく人も出ます。 その決断によって人生が変わってしまう人もいるかもしれません。 こういうときが、一番「大変」なのです。 でも、もし みんなが誰かのために生きている みんな、「だれかのため」にしか決断をしないことにする としたら、どうでしょうか。 全ての決定が 本人ではない、誰かのため にしかおこなわれないとしたら。 私は、そういう想像をすると、なんだかうそ寒いような気がします。 「人に迷惑をかけずに生きなさい」 というのは、ほんとは傲慢で怠慢な生き方なのかもしれません。 誰にも迷惑をかけずに生きている人なんか、いないからです。 みんな、だれもが、誰かに少しずつ迷惑をかけて生きています。 なのに 「人に迷惑をかけるのは悪いことだ」 といったとたん、みんなが 「自分は迷惑をかけてない」 と、自分の「悪事」を無視するようになっていきます。 迷惑をかける というのは 悪事 ではないです。 自分が自分のために生きているのでなければ 人が自分のためにしてくれたことも、無駄なゴミになってしまいます。 相手が相手の人生を価値あるモノと思っていなければ 貴方が相手のためにしてあげたことも、水の泡になってしまいます。 誰しもが自分のエゴの元に生き そして、気の向いたように人にも少しずつ親切にする。 そういうふうになったときはじめて、 誰の善意も無駄にならないのではないかと思うんです。 今年前半は、今まで貴方がしてきたように、 貴方と誰かの間にひろがる溝を 一生懸命調節し、橋を架ける作業が続きます。 そして、それが貴方の努力によってある一定の完成を見た頃、 ここに貴方がいて 対岸に誰かがいて 周囲に人々がいるなかで 貴方は、どうするのか を問われることになると思います。 それは、目標や心づもりと言うことではなく 今まさにどう行動するか 今まさに何を主張するか を、ソリッドに問われることになるのではないかと思うのです。 牡牛座は、本質的には 悩むことはあっても、迷うことはナイ星座です。 牡牛座の決定の中心にあるのはその「感覚」です。 「感覚」は曲がらず、嘘もつけません。 甘いモノは、甘い。 苦いモノは、苦い。 そこで「迷う」ことは、あまりないのです。 何もかも、だれもかれもぶった切ってその「感覚」を徹底的に保存するのか それとも、 「感覚」を残したまま、なにかを変えるのか。 今年後半、貴方の決断は、明確に誰か特定の人につながっています。 貴方の決定により、誰かと貴方の間で、何かが変わるのです。 年明けは、勢いに満ちた明るい幕開けとなります。 3月は非常に忙しく、 その中で、ずっと長いこと抱いてきた疑問や疑いが浮上し 今後の行く先を決めるための材料が出そろうことになりそうです。 4月半ば以降、そのことに決着がつき、 6月には積極的に、それらの疑いや過去にやり残したことを 整理できるようになるでしょう。 6月までは、今までやってきたことのさらなる進歩と 取りこぼしてきたことの再確認、埋め合わせをする機会が 多くなると思います。 そして、だいたいの整理がついた7月末。 ここから前述の「決断」の段階に入っていきます。 とはいえ、このあたりは孤独な展開では全くありません。 常に、誰かとの関わりの中から 貴方の決断が生まれていくことになると思います。 この流れは年内ではおさまらず、 年明け2月まで続くことになるでしょう。 ここで、貴方は貴方として生きるためのパートナーや好敵手の存在を再確認し 自分が生きていく土台を作る姿勢を整えるコトができるようになると思います。 愛情関係は、 まず、1月にあたたまります。 さらに4月から5月にも、追い風がととのい、 貴方の魅力が最大限に発揮されることになるでしょう。 4月後半は特に、 人に知られぬ場所で出会いが起こる可能性も大。 いつもとは少し違った展開にゆきあたるかもしれません。 ですがなんと言っても今年後半、11月から来年までは 神様が「これでもか!」と送り込んでくれる愛の流れの中に どっぷり生きて頂くことができます。 金星と火星は 愛と情熱の組み合わせですが この2つの星が、貴方の身体の中に潜む愛の可能性を どんどんたき付け、燃え上がらせてくれることになるでしょう。 素直になり、相手の姿を見つめ、 そして、自分の生き方を変化させてください。 火は、鉄やガラスのように固いモノも変化させます。 宝石も、熱にさらされるとその色を変えます。 火星の中で、貴方が変わることは 貴方の愛や生き方そのものにとって、 是非とも必要なチャンスになってくると思うのです。 火星が半年近く牡牛座に居座る、この2005年後半以降。 火に熱されると、モノは姿を変えますが それは、外部にある何かと貴方が結合して 新しい何かに変化する現象です。 そして、その「新しい何か」は 決して貴方以外の何かなのではなく 貴方が元々持っていた最大の可能性に由来する とても「あなたらしい」出来事といえるでしょう。 自分らしさ は、自分できめつけるものではなく 貴方の中から自然に発生するモノだと思います。 貴方が慣れ親しんできたこれまでの「貴方らしさ」ではなく 貴方の中にある、樹木の種子のような 「貴方らしさの可能性」を どうか、信じて頂きたいな、と思いました。