2007年 おひつじ座の空模様。




杓子定規に規則やルールを唱える人を
世の中では、あまり好みません。
ルールの中におさまらない出来事が
「現実」
の中には、たくさんあるからです。

ののしりあいながら長年連れ添っている夫婦を
他人が遠目に見つつ
「何で別れないのかな?」
などと評すると必ず、もう一人の誰かが
「夫婦のことはその夫婦にしか解らないもんだよ」
と合いの手を入れます。
当事者同士にしか解らないこと。
そこで交わされる深くて微妙なモノ。
それは、「ルール」では計れません。
ののしりあいながら長年連れ添っている夫婦は
年金がもらえるようになるタイミングを待っている人も中にはあるでしょうが
だいたいはそうではなく
さりとて
役所で結んだ公的な婚姻関係に縛られて一緒にいるわけでもなく
義務でも強制でもなく
なぜか一緒にいる
わけです。
そこで取り交わされているなにごとかの機微は
その2人にしか解りません。

一方。
若い二人が恋をして時間が経ってくるとたいていはどっちかが
相手は結婚についてどう考えているのだろう
と思いはじめます。
「結婚」はひとつの社会的ルールですが
「恋愛」は単なるプライベートな気持ちのやりとりです。
恋愛感情によって結ばれているウチは
一緒にいるために結婚をする
でいいのですが
恋愛感情が覚めてくると
なんのために社会生活を一緒に営んでいるのだろう
という疑問が湧いてきます。

ルールと、
その関係の中で交わされている「実」の部分。
過去2年間にわたって、牡羊座が体験してきたのは
おおよそこんなテーマだったのではないかと思います。
上記の「恋愛と結婚」の話は
もちろん、単なる比喩です。
その比喩はたとえば
「やりたい仕事」と「会社組織」とか
「なりたい職業」と「進学」とか
さまざまなものに当てはめられます。
要するに
「形」
と、
「その形の中で実際に起こること」
のせめぎ合いです。

世の中は、
ルールでまとめきれないことと
ルールがなければまとめきれないこと、
この2つでできていると言っても過言ではありません。
どんなに例外があっても
それでもルールは必要です。
この世の中は、様々な「異なった人々」で構成されていて
その一人一人が
「自分のエゴ」
を抱え、(ここが肝心なのですが)それをある程度まではちゃんと通す権利を持っているからです。

虚礼ではないお歳暮や年賀状、
タテマエでない親戚づきあい。
ルールには深い意味や価値があって、
それを心から理解しているなら
ルールは頭で考えて守るモノではなく
身体の中から自然に出てくるモノとなります。
ルールにはその「こころ」があるわけです。
その「こころ」を理解するには
「ルールを守る」「例外を受け止める」
というプロセスを踏まなければなりません。
さらにいえば、
「自分が自分として自分を押し通す権利がある」
ことも、身体の中にしっかりと根を下ろしていなければなりません。

過去2年ほどの牡羊座は
この最後の「ルールの心を理解し、こころを体得する」ために必要な経験を
すべて終えてきています。
ルールがたんなる外から押しつけられた知識や情報のように機能するのではなく
自分の心から自然に出てくるようになるために
そうなるために必要な準備が
この2007年アタマ、全て整ったのです。
いや、まだ整いきってはいないかもしれません。
完全にそれが整いきるのは
2007年9月頃かもしれません。

人と関わること、世界と関わること。
自分が個人として外の世界と関わるとき、
自分の中に、ひとつの思想が必要になります。
だれもが行き当たりばったりで人と接するわけではありません。
人間とはこういうモノ
自分とはこういうもの
という漠然とした定義を心の中に抱えて
そこから外の世界に踏み出しています。
この「漠然とした定義」が
2007年、勢いよく構築されます。
あなたの心に根を下ろし、幹も太くなり、葉が生い茂ります。
牡羊座の人の「熱」は、自分で自分を燃やすことでうまれます。
その熱を、多くの人が必要としています。
牡羊座の人が他者と関わることは
その生まれながらの性質において、絶対に必要なことです。
時に、牡羊座は立ち止まって迷子になります。
自分がどっちへ向かって歩いたらいいのか、解らなくなってしまいます。
この迷子状態は、あるプロジェクトとか、なんらかの夢とか
そういう短期的なネタに向かったとき
短期的に解消されます。
でも、もっと長期的に迷子にならない方法があるのだと思います。
その方法、その手段、その道具が
2007年に手に入れる魔法の杖なのです。
この杖は天から降り落ちてくるのではなく
過去2年間の貴方の経験という鉱山の中から
磨き出される素晴らしい宝物です。

時期的なことを少し申しますと
まず、2007年前半は
自分の心と哲学的に対話しながら
愛を育てていく時期となります。
人に対する愛、子供に対する愛、仕事や創作に対する愛、なんでもそうです。
自分の心から自然に湧いてきて、決してぶれそうにない、
確かな情熱や意志を、確かめるように味わう時期です。
「こういう気持ちのためならがんばれる」
というその土台を、
ハッキリ実感できる瞬間もあるでしょう。
9月、そのことを何らかの出来事によって
試されるかもしれません。
これのためなら絶対死ねない
と思えるようなテーマとその覚悟を決める、
大切なタイミングが訪れるでしょう。
なにか重要な役割を引き受ける人も多いかもしれません。
後半は、自分の居場所を大きく変化させる人も多そうです。
引っ越しや模様替え、リフォームなど
「家」
に関するイベントがありそうです。
今まで実家に世話になっていた人が独立するとか
養っていた対象が独り立ちしていく、など
「巣立ち」のイベントも想像されます。
年間を通して、目上の人の引き立てやサポートに恵まれそうです。
資格取得や海外旅行など
今までの自分の行動範囲をぐっとひろげるようなチャンスも
多くなってくるでしょう。
前半は
「心から湧いてくる愛と、それについてできること」を模索し
後半は
「遠くまで出かけ、世界を広げる」旅程にある。
そんな1年になりそうです。

愛情関係は、
2月下旬から3月中旬、
そして6月上旬から10月アタマまで、強い追い風が吹きます。
とはいえ、ここの「追い風」は
とても長期的な視野を必要としています。
簡単単純なトキメキイベント
を想定していると
期待はずれになるかもしれません。
愛する対象のために何ができるか、
愛する対象が幸せにしているかどうか。
その人を連れて旅に出る、という可能性もあります。
長い時間に耐える愛を獲得できる時期です。
そういうイベントは
タナボタな幸せや口約束ではなく
自分を試すような試練を伴う事が多いのです。
「病めるときも、健やかなるときも」
と結婚の時は問われます。
健やかなるときは、愛することはとても楽です。
でも、愛が本当に必要になるのは
相手が苦しんだり、孤独だったりするときです。
長期的に機能する愛を育てるには
一緒に苦労する
という時期が、欠かせないのかもしれません。
でも、「一緒に苦労している」ときはまさに
愛に満ちている時
です。
戦いのマインドを心にしっかり燃やす牡羊座にとって
立ち向かう対象があり、愛がある状況は
苦境でも何でもなく、
単なる幸福な時間と感じられるかもしれません。

2007年は、牡羊座にとって
とてもたくさんのことを学ぶ機会となると思います。
いろいろなことを学び、
今までとは違った世界の人と話す言葉を手に入れることができるでしょう。
でもそこでは、いかに言葉が上手か、ということよりも
伝えたいことはなにか
ということのほうが重大な問題になってきます。
人の心から人の心に伝えるだけの意味があるもの。
そんな「思想」や「理想」を
この2007年の牡羊座は
たくさんの人との関わりの中で
獲得していくことになるだろうと思います。






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