2014年 ふたご座の空模様。





「この球団でやりたいと強烈な願望を抱いている人もいるでしょうし、
弱いチームを強くしたいという人もいるでしょう。
お金にこだわる人もいると思う。
自分が何を大切にするのか。それだけです」
http://www.sanspo.com/baseball/news/20131228/mlb13122805070001-n3.html


大リーグ移籍を目指す田中将大選手について意見を求められ、
大リーグで活躍した松井秀喜さんが語った言葉です。
自分が何を大切にするのか。
これは、言い換えれば
「自分は何が欲しいのか」
「自分は、なにがあれば満足できるのか」
ということだと思います。
これが解っていないと、
例えば、他者と交渉することは難しくなります。
何があれば満足なのかが解らなければ、
相手の言ってくることを前にしてただ、
判断もできずに悩み迷うことしかできなくなってしまうからです。


私たちは、じつにさまざまなものを欲しがります。
人によって、「欲しいもの」は大きく違っています。
お金が好きな人もいれば、
ブランド品が好きな人もいれば、
グルメにお金を使う人もいます。
家を持つことを目標にする人もいますし、
子育てにお金をかける人もいますし、
趣味にお金を注ぎ込む人もいます。
それらが真に「自分の人生を充実させる」と思えるものであれば、
どんなことでも贅沢とは言えないはずです。
一方、人に「負けない」ため、
人に対して自分の力を誇示するためにお金を使うことは、
その人の心を空疎にさせます。
心の空洞をごまかすために、
依存的にお金を使ったり、
人生を引き受けることを放棄するかのように、
ギャンブルや遊びにお金を垂れ流すのは
「浪費」と呼ぶべきなのかもしれません。
そうした行為は、
この人の人生を充実させるのではなく、摩滅させてしまうからです。


実際、心から充足できるものであれ、
人に見せびらかして内部の空洞を隠すためのものであれ、
私たちはおよそ「好きなもの」でできている、
といっていいかもしれません。
「自己紹介」をする場合、肩書きや出身地以上に、
私たちは「好きなもの」について語ることを大切にします。
私は私だ!ということを自己主張する、そのスタートラインは、
星の数ほどある「もの」のなかから、
「私はこれがほしい!」と宣言することにあるのかもしれません。
人を好きになるときでも、
物質的感覚、つまり「五感」はとても重要です。
一般に、経済的なことは「恋愛感情」とは関係ないのだ、とされていますが、
現実には、恋愛の悩みと経済的な悩みが密接に結びつくのは
ごく普通のことです。
たとえば、
「恋人が全く働く気配を見せません」
「記念日に一切プレゼントをくれません。
高価なものが欲しいわけではないのですが、無視されているようで辛いです」など、
「経済」と「愛」が結びついた悩みはたくさんあるわけです。
経済的価値観の相違で破局するカップルも多々あります。
「自分は何が欲しいのか」は、
自分はどのような形で愛を実現するのか、
ということにも結びついています。
なぜなら、私たちは、自分の欲求を最初の物差しとして、
相手の喜びを推し量るしかないからです。
また、愛する人や親しい関わりを通して、
自分の「欲しいもの」に目覚める人もいます。
人との出会いが価値観の変化に繋がることは、
決して珍しくありません。


2014年、特に前半に、
双子座の人は「自分は何が欲しいのか」を
深く追求することになると思います。
これは、経済的なテーマであると同時に、
心の充実や生活のきらめき、
生きていく意欲や情熱のテーマでもあります。
単純に、収入がアップしたり、
新しい収入の道を切りひらいたり、大きな買い物をしたり、
自分に投資したりする人も多いはずです。
中には、愛の世界において「自分が欲しいものはなにか」を
真剣に考える人もいるかもしれません。
更に言えば、2014年夏までに、
「欲したもの」のすべてか、少なくともその片鱗が、
ちゃんと貴方の手に入るだろうと思うのです。
ただ「欲しいもの」を意識するだけでなく、
それを完全にか、ある程度以上形にしてつかみ取ることが、
この時期の目標であり、恵みとなっているはずなのです。


年の後半、双子座の人は「物語」の世界へと入っていきます。
これは、フィクションの世界に没頭するという意味ではなく
(そういう人もすくなくないかもしれませんが!)、
自分の人生を物語として紡ぐことができる、ということです。
この時期は、平たく言えば、学習の時期であり、
旅の時期であり、コミュニケーションの時期です。
2014年後半から2015年前半にかけて、
双子座の人はたくさん学び、旅をし、いろいろな人と対話を重ねて、
とても賑やかで豊かな時間を過ごすことになっています。
とはいえ、この時間は単に
「知的好奇心が満たされ、にぎやかで楽しい」
だけのものではありません。


思えば、私たちは本当によく「おしゃべり」します。
もちろん、無口な人もいるわけですが、
一般には、挨拶に始まって何気ない雑談をし、
テレビやラジオで人のいうことに耳を傾け、
広告のメッセージをキャッチし、インターネットの記事をザッピングし、
本や雑誌を読み、そこで得た知識をまた人に語り…というふうに、
ごく広い意味で、一日中お喋りをし続けているようなところがあります。
こんなにたくさんお喋りする中で、
本当に「語るべきこと」とは何なのだろう、と思うのです。
ためになること、必要なこと、という以上に、
人と人とが話しあうとき、
そこでは何が語られているのだろう?と思うのです。


私たちはずっと、誰かと語り合って生きていきます。
そこには、他愛もない情報のやりとりや感想の呟きがたくさん流れていきますが、
そうした「流れていくもの」の他に、
私たちはとても大切なことを語り合うことがあります。
たぶん、人が本当に「語るべきこと」は、
その人の人生そのものから生まれるのではないでしょうか。
人生が体験され、思考によって咀嚼され、感情によって感じとられ、
知識によって磨かれて、それをさらに、言葉にして紡いだものが、
その人自身の物語であり、知恵であり、
「語るべきこと」なのではないでしょうか。
もしそうならば、2014年後半から、
双子座の人は「語るべきことを作り上げる」プロセスを
着々と歩いて行くことになるはずです。


私たちは自分の意志を伝えるために言葉を習得し、文字を覚えますが、
それだけではコミュニケーションすることはできません。
言いたいこと、言うべきことがあって初めて、
コミュニケーションが始まります。
言葉だけが流暢でも、
そこに生き生きした人間関係を生み出すことはできません。
私たちが生きていること自体が、固有の言葉となったとき、
そこに、人と人との結びつきが芽を出します。
私たちは生まれた時から
、語るための言葉を覚え、語るべきことを作ることを、
何サイクルもくり返し、積み重ねているようにも思われます。
そのサイクルの最も重要なポイントが、
この時期に置かれているというわけです。


時期的なことを少し申しますと、
まず1月、年明けに誰かから不思議な「プッシュ」を受けるかもしれません。
人の意外な評価に触れたり、意外な人から誘われたりしそうなタイミングです。
1月半ばから3月頭にかけて、遠出することになるかもしれません。
少々時間をかけて旅をしたり、同じ所に何度かくり返し出向いたりして、
その場所に「根をつくる」人もいるでしょう。
また、かつて学んだことをもう一度学び直す人もいるはずです。


2月にはコミュニケーションや行き来が少し滞ることがあるかもしれません。
勉強中の人は、勉強について「悩む」こともあるかもしれませんが、
ここで悩むことには大きな意味があると思います。
更に言えば、ここでの停滞感や悩みは、
じっくり時間をかけて取り組んでいるうちに、
わりと短期間ですうっと解消していきます。
先を急ぐことなく
「時間をかける」
「必要な時には腰を据えて立ち止まる」
ことを心がけると、ストレスがないでしょう。
遠くから、何か大切なものが「帰ってくる」気配もあります。


3月は仕事や対外的な活動が非常に忙しくなりそうです。
年明けから「棚上げ」になっていたことがあれば、
ここからぽんと飛び出すようにスピードが上がっていくでしょう。
やるべきことが多く、かなり忙しくなりますが、
それへの「報酬」もゆたかなものであるようです。
自分が受けとっているものに満足できない場合は、
ここで交渉することが可能になるかもしれません。


4月は星座を問わず、大きな転換点となっています。
双子座の人にとっては特に、
冒頭から述べた「欲しいもの」「好きなもの」について
戦う時期となるかもしれません。
「これだけは譲れない」というものをはっきり主張し、
戦ってそれを勝ち取ることができます。
「自分さえガマンすれば良い」というような消極的な態度は、
未来に深い遺恨を残しそうです。
いい意味でのワガママさが、周囲の人に対しても、
好ましい影響を及ぼすだろうと思います。


5月はとても賑やかなタイミングです。
忙しさもあり、楽しさや面白さもある時期だと思います。
また、苦手意識のあったことを克服出来るときでもあります。
訓練や練習に力が入り、
しっかりした実力を身につけられるタイミングです。


6月は停滞感が強いかもしれません。
体調を崩したり、先に進む気力が失われたりしたときは、
ムリせずじっくり休養をとることが大事です。
先延ばしできることはすべて先延ばしにし、
自分の調子ときちんと対話することになるでしょう。
この時期は、ムリして先を急いでも、あまり意味がありません。
というのも、「停滞」の中にいるのは貴方一人ではないからです。
「調子が悪いのに無理をして出動したら、
当の相手がお休みで意味がなかった」
というようなこともあるかもしれません。


7月になると、6月中の停滞感は一掃され、
一転して「転換期」の新鮮な活気が満ちてきます。
7月は星座を問わず、物事の「切り替え」のタイミングに当たっていて、
色々な変化が起こる時期ですが、
双子座の人にとってはここから
「旅」の気配が強まっていくかもしれません。
遠出する計画が持ち上がったり、
長期的な旅のような意味合いでの
引越の話が出てきたりしそうなタイミングです。
あるいは、ここから勉強を始める人も少なくないでしょう。
この動きは、2015年前半まで続いていきます。
さらに、恋愛や子供に関することでずっと問題を抱えていた人は、
この7月を境に、その問題から解放されるはずです。


8月は、とても多忙な時期です。
義務や責任を果たすために、
格闘するような人もいるでしょう。
色々な方面から貴方へのニーズが寄せられ、
それに応えていくことになりそうです。
あるいは、日ごろ抱えている責任が大きすぎたり、
任務の内容が合っていなかったりする人にとっては、
異動や転職、方向転換など、
思い切った変化を選択できるときでもあります。


9月は人間関係に熱がこもる時期です。
刺激的な出会いもあれば、
人と熱くぶつかりあう場面もあるかもしれません。
萎縮したり遠慮したりすることなく、
自分の考えを自由にぶつけていくことで、
むしろ状況は好転していくでしょう。
相手の言い分もじっくり聴いた上で、
遠慮せずに自分の思いを伝え、意見を言うことが、
この時期は何よりも重要であるようです。


10月は「やりたいこと」に面白い変化が起こるかもしれません。
自己主張してみたところ劇的に状況が変化したり、
想像もしなかったことに興味を持ったりする人もいるでしょう。
自分の「心」が、流れを変えるような出来事が起こるかもしれません。
10月末、新しい任務を得る人もいそうですが、
これはとても楽しい内容であるようです。


11月は人から受けとるものが多いでしょう。
引き立てを受けたり、強くプッシュされたり、強引に誘われたりと、
「人のペース」に巻き込まれやすいときなのですが、
そこから宝物が転がり込んでくることもあると思います。
とはいえ、ただ誘惑に流されてしまうと、
少々危険な部分もあるようです。
経済的にも面白い動きのある時ですが、
しっかり手綱を握って乗りこなす意識が必要だと思います。


12月は旅の気配が濃厚です。
ここで遠く旅立つ人もいれば、
遠くから旅してくる人を迎え入れることになる可能性もあります。
遠い場所とのあいだに架け橋が架かり、
そこに素敵なコミュニケーションが生まれそうです。
12月半ば、誰かとの深い関わりの中から、
新しい夢がぽんと飛び出すこともあるかもしれません。


愛情関係については、年の前半、
とても熱い風が吹いています。
自分から愛に向かって動いて行く勇気が湧きますし、
愛にたくさんのパワーと時間を注ぐ人が多いはずです。
一方、愛のために「戦う」場面もあるかもしれません。
大切なものを守るために戦うこと、
真に相手のことを思って「心を鬼にする」ような場面、
自分の弱さと戦うような局面など、
勇気と意志を必要とする出来事も起こりそうです。
この経験により、かけがえのない愛を「鍛え上げる」ことができるでしょう。
年の後半からはコミュニケーションが活発になりますが、
恋愛についてもそれは当てはまると思います。
たくさんの対話が生まれるだけでなく、一緒に旅をするなど、
体験を共有する機会を持つことができるでしょう。
単にお互いの感情を確かめ合うだけでなく、
相手を理解し、自分を理解してもらうという作業を、
ごく知的に進めていくことができるはずです。
愛に追い風が吹くのは3月から4月頭、6月末から7月中旬、
9月末から10月、12月中旬以降です。


2014年の年末、土星という星が動きます。
この動きは、ここから2年半ほどをかけて、
双子座の人が
「非常に長期にわたって信頼できる人間関係を構築する時間へと入っていく」
ことを意味しています。
「他者」は、見知らぬ存在で、時に警戒すべき危険な存在でもあります。
そうした危険な存在を、どうやって自分と強く結びつけ、
お互いを信頼しあえる場としていけるか。
その方法を模索する時期に入っていくのです。


2014年後半から、
双子座の人はたくさんのことを学び、旅をし、
前述のような「かたるべきこと」を紡いでいくだろうと思います。
それによって、ゆたかなコミュニケーションの可能性が培われます。
これは、2015年以降の「他者と関わる時間」において、
とても大きな意味を持ちます。
たくさんの対話が積み重なり、結びついて、
最終的に、人生のパートナーと呼べる得難い人間関係をいくつか、
手に入れることができるだろうと思います。






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