2012年 やぎ座の空模様。
「自信」は たいてい、自分の支えになるとされています。 「自信を持って!」 という励ましはごく一般的ですし 「自信さえもてれば、もっとうまくいくのに!」 と感じている人もたくさんいるようです。 この「自信」には、色々な種類があると思うのです。 たとえば、それが経験に基づく「自信」であるなら、 人間の経験には限界があり、 さらに、挑んでいくべき未来は、まだ知らない、未経験の世界なわけですから 時には「自信」が 支えではなく、自分で自分を制限してしまうような「限界」に なってしまわないこともありません。 自分の才能や実力を起点として物事を見るとき、 「自分にはこの程度しかできない」とか 「自分にできることはこれしかない」など、 「ここまでだ」という限界のラインができてしまうことがあります。 手元にあるものから未来を計算しようとすると そのひろがりは限定的なものにとどまらざるを得ません。 たとえば、子供が家庭のしつけや学校教育で 「こうしなさい」とか 「これをやってみなさい」とか 「こうするものです」などなど、 才能もへったくれも勘案されずに いきなり無制限にトライさせられる、という場面があります。 これは、もっていきようによっては 上手く働く場合もありますし ときには、消しがたい傷や苦しみを残してしまうこともあります。 でも、子供の時はそもそも、経験がないので それに挑戦みるまでは 「できそうか、できなさそうか」すら、解らないのです。 ただ「こういうものだ」と言われて「そうなのか」と納得し、 とりあえずそれに挑戦してみることになります。 この、前提のない挑戦というのは 大人になればなるほど、できにくくなっていきます。 2012年の山羊座の世界では 「自分には、ここまでしかできない」 という、自分から決めて行く限界を どこかで突破する というプロセスが発生しそうです。 自分の手持ちの力や経験や情報からビジョンを組み立てると 確かに、そこまでしかできなさそうなのです。 でも、2012年の山羊座は、 この「どこから計算を始めるか」という起点を変えてしまうのです。 手持ちの実力や資力から考えるのではなく たとえば、目的の重要性とか、 周囲の人々の状況とか、 世界のあり方とか、 そんなふうに、「手元」からはかけ離れた、 かなり遠い、でも、確かに自分がそこに所属している世界の側から 自分がやるべきことを考え、組み立てて行くことになるのです。 「責任」とは、何かを守ることと結びつけることができます。 守る、ということは、 守る対象と、守る対象以外のものを区別し、 守るものを内側に、それ以外を外側において、 外側にあるものを否定したり攻撃したりする作業です。 「守る対象以外のもの」は、ここでは 責任の範囲の外側にあります。 この仕組みはおそらく、 2012年の秋頃まで、山羊座の世界に組み込まれているテーマです。 2012年の秋を境に、 山羊座の世界には、新しい「責任」の形が発生します。 それは、守る対象とそうでないものを区別せず 内側も外側も一つの系(システム)を構成する要素である と捉えて、 その系(世界)全体を、 理想的なものに変えていこうとするような「責任」です。 こうなると、「責任」のなかに、 目的そのものも内蔵されていると言えます。 内外を分けて外側を否定して内側に来るものを盤石にする というような挑戦から、 外側までを一つの世界として生きてみる、という挑戦に 2012年、山羊座が目指すものは、シフトしていくのです。 時期的なことを少し申しますと、 年の前半を通して、遠出する人が多そうです。 出張や旅行、留学など、アクティブに動き回ることによって そこから「燃料」を得てゆくことになるでしょう。 まず、年明けは若々しい忙しさからスタートします。 なんとなく「初心に戻る」ような気持ちで いくつかのことを新しく始めていく貴方がいると思います。 2月には、かねてから感じていた経済的な不安定さが すうっと消えていくかもしれません。 収入の途を盤石なものにしよう、という意志が クリアに芽生え、機能し始める感じがあるのです。 3月から4月は、身近な人たちとのコミュニケーションに 多くの時間と労力を費やすことになりそうです。 5月は自分の新しい役割について、 強く意識させられるような出来事が起こりそうです。 6月になると、この予感が一気に現実化し、 新たな職を得たり、日々担う責任の形が 大きく変わったりしはじめるでしょう。 この変化はこの時期だけのものではなく、 ここから2013年の半ばまでかけてつづいていく、長丁場の変化です。 7月から8月には、ちょっとハデな変化がありそうです。 とても重要なチャンスが突発的に巡ってきたり、 全力で打ち込まなければならないようなテーマを ひといきに引き受けたりすることになるかもしれません。 この変化に関して、7月中は迷いもあるかもしれませんが、 8月には吹っ切れて、どーんと全面的に前進に転じられると思います。 9月までにこのチャレンジは一段落し、 更に広い世界に向かうプランを立て始める時期となります。 10月は、ふっと肩の力が抜けるような、 緊張感やプレッシャーから解放されるような感じがするかもしれません。 「お疲れ様でした!」と言いたくなるようなタイミングです。 11月から12月にかけては、 自分から望んでする「勝負」の季節となっています。 自ら企画し、自ら先頭に立って走っていくような、 そんなテーマを掲げることになるでしょう。 年末にはそんなブレイクスルーのイベントもだいたい収束し、 新しく始めたことを確かに軌道に乗せて行くべく、 たしかなレールを調え始めることになるはずです。 愛情関係については、 とにかく前半が素晴らしい空気に包まれています。 この空気は、2011年の秋に既に醸成され始めていたのですが 2012年6月半ばまで、 貴方の世界を美しく輝き渡らせてくれるでしょう。 既に始まった愛を大切に育てていく人も多いでしょうし、 この年の前半に新しい愛に出会う人もいるはずです。 この時期貴方が温めている愛情は とにかく、成長力が旺盛で、高度な刺激に満ちています。 愛のために強くなりたいと思えるでしょうし、 愛の中に自分の可能性を発見する人も少なくなさそうです。 恋愛が始まったり、結婚に至ったりするのみならず、 「愛が増える」ということで、子供を授かる人もいるかもしれません。 6月以降は、愛に対する責任、というテーマにシフトしていきそうです。 大切な人のために、具体的に何ができるか、 ということを考え始めるのです。 そこでは、自分以外の存在との差を目の当たりにしたり、 思い通りにいかない事の前で試行錯誤したりすることもあると思いますが これこそが「愛の醍醐味」と言えるかもしれません。 時期的には、年明けから素敵な空気の中にあるのですが 特に、あたたかさが高まるのが3月です。 さらに、8月もパートナーシップにぬくもりがある時期ですし、 11月から12月にかけて、とても情熱的な時期となるでしょう。 2012年、前述のようなプロセスをたどって 「自分にできることはここまでだ」 という計算の仕方は放棄され、かわりに 「責任を果たすためにやるべきことはこれだ」 という論理が打ち出されます。 もちろん、ここでは できもしないことを引き受ける、ということにはなりません。 でも、できないと思い込んだことがいつの間にかできている、ということには 多分、なるんじゃないかと思います。 2012年の貴方は、おそらく、 どんどん柔軟になっていくのです。 開放的になりますし、視野が限りなくロングスパンになりますし、 かといって、決して机上の空論に陥ったり、 時間の密度が薄くなったりはしないのです。 2012年の山羊座は、徹底したリアリズムを生きるでしょうし、 手応えを求めるだろうと思います。 ですがそれらは、貴方の範囲だけにとどまらず、 どこまでも、関わる人々の方へ、住む世界の方へ、 薄まることなく拡大していくのです。 「自分が担うことはこれだ」ということが、 実感をもって具体的に定まっていくと思うのですが それは、役割とか肩書きとかの枠組みに閉じ込められることは 決してないだろうと思います。 たとえば、人が誰かを真剣に愛し、 その人の全てに責任を持ちたいと願ったとき 自然に役割が決まっていくだろうと思うのです。 そんな「役割」を、2012年から2013年にかけて 貴方は、手に入れていくことになるはずです。