2010年 かに座の空模様。






高い山は地殻変動によって生まれました。
それが雲を遮って
山の向こうでは大雪が降り
こちらがわではさんさんと日が照っています。
時に大雨が降り、土砂が崩れ、
大地の形が変化します。
そこに水が溜まり、空気が水分を含んで
木が生い茂り、草むらに動物が住むようになります。
天と地とは、遠く離れているように見えて
そんなふうに、互いに影響を及ぼし合っています。
どちらかが変われば、一方も変化するのです。

貴方が住む世界の「天」と「地」は、
今、どんな様子をしているでしょうか。
星占いでは
「天」は、他者のたくさん住む外側の世界を表します。
「地」は、自分の心が直接に触れるような、内側の世界を意味しています。
どちらかが変われば、一方も影響を受けずにはおかない。
このことは、星占いの天地の構造にも
充分以上に当てはまります。

2010年は、蟹座の天と地が、大変動を起こします。
ですが貴方は、この比喩において
「この天地のあわいにいる、か弱い人間」
ではありません。
貴方は、地殻変動を経験する「地球」それ自体なのです。
地球にとって、地震は「天災」ではなく、
自らの鼓動であり、呼吸です。
豪雨は自らの涙であり、汗なのかもしれません。
2010年は、蟹座にとって
「天地が変動する年」ですが、
これは、
「自然の猛威に振り回され、害される年」
という意味ではありません。
住む世界が変化し、景色が一変するのですが、
貴方はそれに振り回されるのではなく
むしろ
そのことを自ら引き起こすのだろうと思います。

2010年、貴方はどんどん外に出て行きます。
そうしながら、
自分が今まで住んできた場所を疑います。
その硬さや強さ、ゆたかさを疑います。
この疑いは、
「今いる場所が自分の力や大きさにふさわしいのだろうか?」
という疑いです。
蟹座は安定を求める星座ですが
同時に、行動する星座でもあります。
安心できる場所であれば、多少の窮屈さには無意識に耐えてしまいます。
でも、自分が「窮屈だと感じているのだ!」ということに気づくと
決然として、新しい居場所を探しに行くことができる星座です。

この、「居場所への疑い」は、
外に出て行く行動と連動しています。
そして、貴方は、
単に「一つの場所から新しい場所へ」と引き移ることではなく
全く別のことを選択するのではないかと思います。
それが冒頭から述べたような、
「天と地の変動」です。

具体的にそれがどんな形になるのか、
それは、人それぞれだと思います。
ですがいずれにせよ
貴方は貴方の住む「世界」を、
天のほうも地のほうも、同時に変えていくことになると思います。
この変化は非常に急激ですが、
一瞬に済むものではありません。
おそらく、その原因は突然に訪れますが、
そこからの展開は、粘り強く時間をかけて行われるはずです。

時期的なことを少し申しますと、
まず年明けは、劇的な「再会」があるかもしれません。
誰かとのつながりが息を吹き返すような出来事がありそうです。
1月半ば頃、人間関係に停滞を感じていた人は、
トンネルを抜けたことがわかるだろうと思います。
年の前半を通して、金銭面での動きが大きくなっています。
入る方も出る方も、かなり振り幅が大きいでしょう。
しっかりと手綱を握っておく必要がありそうです。
3月頃には、金銭面での流れもだいたい整理がつき、
勢いよく流れ出すだろうと思います。
4月から5月にかけて、
2007年ごろから2009年秋までに途絶したコミュニケーションが
もう一度、接続されるかもしれません。
ここでとても大切な対話が発生し、
過去の中から未来に向かって取り出せる宝物がありそうです。
6月から9月まで、とても大きなチャンスが突然、
巡ってくるかもしれません。
このチャンスは、突発的で、意外で、
かなり大きいものだと思います。
ちょっと自分にはムリかな、と思えても、
思い切って引き受けていくことになるはずです。
この流れの中には、不思議な縁が含まれていそうです。
見かけよりもずっとたくさんの宝物が仕込まれているのです。
9月以降、貴方の創造性に対するニーズが強まります。
11月には、冒頭からの「天と地」で言う「地」のほうが、
明るい光に照らし出されます。
12月、年頭の「再会」から繋がっているような、
何らかの人間関係がクローズアップされるでしょう。
外と中、過去と未来が、
2010年は不思議な具合に円環を成しているのです。
このような「環」をみつけると、人は
自分の選択がまちがっていなかったのだ
という感覚を得ます。
迷子になったとき、よく知っているランドマークや標識を見つけたような
「まちがっていない」
という確信を得るのです。

愛情関係については、
まず年明け、「つながり」が強調されています。
この年頭の「つながり」は、
過去の関係と呼応しています。
なにかしら、眠っていたものが呼び覚まされるような、
それによって力を得るような出来事が
起こるだろうと思います。
さらに6月後半から7月にも、
そのような「つながり」を感じることができるでしょう。
自分と誰かがたしかに、何かによって繋がれている
という感覚を持てることは
素晴らしいことだと思います。
2010年のそんな「つながり」の感覚は、
他の年とはちょっと違った強さと色合いを持っているはずです。
それは鉄鎖のように太く、頑丈で、いかようにも曲がるのです。
9月から年末までのあいだ、
蟹座は素晴らしい愛を体験することになります。
特に9月半ばから10月いっぱいまでと12月は
情熱的に、力一杯愛していくことになると思います。

2010年はどの星座にとっても、
とてもインパクトの強い出来事が起こりそうな年です。
中でも、蟹座には
「目立つ」分野でそれが起こります。
キャリアが大きく動く人もいるでしょうし、
今いる場所から遠く離れ場所に移り住むかもしれませんし
今の心の景色とは全く違った思いを抱くかもしれませんし
目標や仲間がすっかり入れ替わってしまうのかもしれません。
いずれにせよ
そのことは
外側から否応なくふりかかってくる「運命」などではなく
貴方の内なる変化がたぐり寄せている「人生」です。
選び、決め、打ち込む。
起こる出来事の振り幅の大きさとは裏腹に、
2010年はそういう意味で、
蟹座にとって、
とてもストレートでシンプルな構造をしているのだろうと思います。







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