2010年 うお座の空模様。






時計やカレンダーが刻む「時間」は、
どの一秒も同じ一秒、どの1日も同じ長さになっていますが
星占いの世界では、それは若干、異なっています。
日々はおそらく
同じ長さではありませんし
単調な数字で刻まれることはありません。

魚座の2010年は、
一瞬一瞬が、とても濃密な年です。
全ての時間が、金色に光り輝いています。
あらゆる瞬間がそれぞれに深い意味を持っていて、
貴方はそれをビーズを集めるようにひろいあつめて
大きな作品を作り上げるように
時間を物語にまとめていきます。
その質量は、おそらく
ほかの年の倍か三倍くらいあるかもしれません。

過去数年にわたって、
魚座の人はいろいろなものを
失ったり、解体したりしてきたのではないかと思います。
誰かとの関係とか、何らかの「場」とか、
さまざまなものから手を放しては
自分とは何か?
ということを
問いかけ続けてきたのではないかと思います。
この問いかけは、
「そもそも」
という言葉に満ちていたり、
あるいは、因数分解していくように、
ひとつひとつの純粋でシンプルな要素にバラしていくような
そんな作業だったのではないかと思うのです。

ある真実に行き当たった!と思えても
やっぱりそれが疑わしくなってきたり、
誰かに心込めて伝えた言葉が
思うように素直に受け止めてもらえなかったり、と
孤独な中で自問自答する作業が
静かに、確実に、続いていたのではないでしょうか。

2010年は、そんな流れが終わります。
だれといても、なんとなく
「一人だ」
と思えていた空間に
もっと親しく、あたたかく、何よりも近い声が
響き渡るようになるのです。
貴方にとって2010年は
心から何かを引き受けていく年にあたっています。
これまでの「分解」のプロセスを終えて、
引き受け、まとめ、やしないあげていく世界に入る、
そんな「扉」の年に当たっているのです。

2010年の魚座の世界には
たくさんの「新しいもの」が流れ込んできます。
それらは貴方にとてもふさわしく、
貴方という存在にぴったり「合って」いるものだと思います。
たとえば、初めて出会う相手でも
「初めて会った気がしない!」
という親和感を感じることがあります。
ちょうどあんな具合に、
2010年に貴方の手元に巡ってくるものはみんな
どこか、貴方のよく知っているものであったり
貴方をよく知っていてくれたりするのだろうと思います。
とはいえ、それらは
「仲間同士の仲良しクラブ」みたいなヌルいものではなく、
新鮮な刺激と、高見を目指す理想にあふれているのです。

2010年は、
貴方が潜在的に持っていてまだ知らない力を
どんどん引っ張り出されるような年です。
非常に強い力で引きずり出されるので、
時には、プレッシャーやストレスを感じることもあるかもしれません。
でも、2010年の貴方には
過去2年ほど感じ続けていたようなあの、
他者への強い不信感が、ゆるんでいると思うのです。
「人」に対する厳しい思いが緩和したところに、
あたたかく澄んだ、南の島の海水のような水が
ゆたかに流入するような動きが生じています。
ですから、「こんなことまで引き受けて大丈夫だろうか?」という状況でも
心の支えを失うことはありませんし
地に足の着いた清潔なコットンのような自信が、
貴方に確かな勇気を与え続けてくれるだろうと思います。

時期的なことを少し申しますと、
まず、年明けは少しゆったりしたペースで始まります。
1月の半ばくらいまでは、「旧交を温める」ことに
スポットが当たるかもしれません。
過去のネットワークが息を吹き返したり、
仲間の存在を再確認させられたりするかもしれません。
1月半ばくらいから、流れがぎゅん!と変わります。
一気に全速力で動き出すことになるでしょう。
加速はつづき、3月頃からさらに忙しくなっていきます。
この忙しさの中には、「意外さ」がたくさん含まれているので
ちょっと目が回るような感じがするかもしれません。
とにかくレシーブし、投げていく、という、
行き当たりばったりな感じのめまぐるしい動きで
対応していくことになりそうです。
4月から5月、6月と、少し流れが穏やかになり、
2009年までにできた人間関係や壊れた人間関係を、
もう一度見直すことになるかもしれません。
長いこと出せずにいた返事を返したり、
再度、話し合いを持つ機会が得られるかもしれません。
7月から8月は、何かが具体化しそうです。
年の前半に一気に推し進めたことの、
「手応え第一弾」とでもいいたいようなものがかえってきます。
何かを、ひとまずひとつのかたちにまとめるのかもしれません。
この「かたち」は、たたき台のようなもので、
これによって貴方の活動を更に、
大きく説得力のあるものにしていけます。
9月以降は、すばらしい好意的な追い風を感じることができるでしょう。
強力な助っ人が現れたり、
誰かに勢いよく腕を掴まれて、
おおきなステージに引っ張り上げられるような出来事が起こるかもしれません。
貴方は自分の「やりたいこと」に、
強い意志と高い理想を持って向かっていくことになります。
それは、非常に高度な楽しさを伴っています。
たぶん、真に楽しいことは、
すごく大変なことでもあるとおもうのです。
ラクチンでヒマなのは、真の楽しさとは無縁です。
この時期の貴方は、高い山に登るのだと思います。
それがサイコウに楽しくて、うれしいのだろうと思います。
11月は、誰かの密かな、温かな思いに触れることになるかもしれません。
これは、その人の、血液が流れ鼓動を繰り返している心臓に
じかに触れるような、そんな不思議で強烈な体験だと思います。
年末は「居場所」に変化が起こるかもしれません。
不意に引っ越しを決意したり、
誰かが転がり込んできたりするようなおもしろいことがおこるかもしれません。

愛情関係については、
年明け、面白いことが起こるかもしれません。
思いがけない人から思いを告げられたり、
プロポーズされたりすることもあるかもしれません。
過去2年ほど、苦しい思いを続けてきた人は、
2010年にはその辛さからふわりと解放されるでしょう。
そして、年の後半に、
「憧れ」に似た思いを
誰かに対して抱くことになるかもしれません。
カップルも、パートナーに対する尊敬の念が強まったり、
相手との信頼関係が強化されるようなできごとがありそうです。
お互いに成長しあえるような関係が、
本当に愛し合っている良い関係なのだ
と誰かが言っていましたが、
そういう意味では、この2010年は
魚座にとって素晴らしい年になると思います。
愛によって成長できる、という形ができているからです。
強い追い風が吹くのは、
2月半ばから3月上旬、5月下旬から6月半ば、
そして、7月から8月上旬です。
さらに、6月から7月のなかで、
不思議な縁が結ばれるかもしれません。

2010年に魚座を訪れる木星という星は、
一般に「幸運の星」と呼ばれ、歓迎される星です。
(これは、古来そう言い習わされているということで、
 私自身は、経験的に、それからその深い含意を考えて
 これが自分の星座にやってくる年を「耕耘期」だと思います。
 「仕事にも恋にも恵まれてハッピーな年!」というような、
 他力本願の薄っぺらな一過性のものがこの星の意味する「幸運」だとは
 私は、思わないからです。
 無論、この星が幸運の星でないとは、私は思いません。
 幸運の星で、成長の星だということは
 星占いの世界では、それは定められたルールのようなことです。
 ただ、この星が象徴する「幸運」というものが、
 期待どおりになるとか、気が楽だとか、楽しいことやうれしいことばかりだとか、
 苦労がないとか、もらうばかりだとか、儲かるとか愛されるとかラクチンだとか、
 そんなことではないよね!
 という意味で「耕耘期」という言葉をつかうわけです。
 木星がその星座に巡ってきてもたらしてくれるのは
 そのときだけの刹那的なうれしい気持ちや安楽さなんかではなく、
 その向こう12年にわたって育ててゆける、幸運の種なのです。
 種が撒かれるときは、その土地には何もないように見えることもあります。
 でも、土の下にはちゃんと種が埋められ、もぞもぞ動いています。
 そしてそのことは、自身の意識にもちゃんと上りますし、
 決して、「これは幸運じゃない」なんていう気持ちには
 ならないだろうと思うのです。)
この星は、魚座において
特別な意味を持っています。
木星は、魚座を支配している星です。
現代の占星術では、魚座を支配するのは海王星だ、ということになっていますが
星占いが生まれた頃には、
海王星は発見されておらず、
魚座を守っていたのは木星だったのです。
ですから、木星が巡ってくるとき、
魚座の人々はいつにもまして「自分自身」になることができます。
魚座は、愛する人のためならなんでもできる星座です。
大切な人の願いを叶えるためには
自分をどういうふうにでも変えてしまえる人々です。
これが、魚座の人々が「真に自由な人々」である所以です。
ですから時々、
「自分自身」の本来の姿を見失ってしまうことがあるのです。
これまで、貴方は誰かとの関わりの中で苦しみ、
自分をなんとか何かのために使いつくそうとし、
そのために人生全体をあげて考え抜いてきたのではないでしょうか。
その、考えつくした先の世界が、
2010年からむこうにひらけています。
貴方は何よりも本来の自分の姿を発見し、それになりきり、
なりきることで、
自分の体の中心にある何事かが芯から納得するような
すばらしいなにごとかを、実現できるのだろうと思います。






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