2009年 みずがめ座の空模様。






はっきり掴めずにきたことがあるでしょうか。
そこにあるように思えるのに、どうも
形も質量も定まらず、
手に入ったように思えなかったことはあるでしょうか。
2009年はそれを、はっきり形をもったものとして
捉えることが可能です。


ここ10年ほど、
自分がどっちに向かいたいのか、
解っているようで解らずにきたのかもしれません。
望みは胸に湧くものの、
ハンドルを失った車に乗せられたように、
身動きが取れずに来た人も多かったのではないでしょうか。
2009年はおそらく、そんな状況に
あきらかな変化が生じます。
ハンドルが突如、そこに現れるのです。


2009年の水瓶座の空模様を見ていて思い浮かぶのは
「方向」
という言葉です。
貴方は元々、欲する力の強い人ですが、
どっちに向かっていいのかわからないときはひたすら、
立ち止まったままでいられる人なのです。
長らく、動けずにいた人も多かったように思います。
でも、ここからは、あきらかな方向を得て
はっきりした道を行くことになります。


「12年に一度の幸運期」
などと書いてある雑誌も多いようですが、
私はそういうふうには書きません。
なぜなら、「幸運」という言葉があまりにも、
ふわふわして、ラクチンで、タナボタなイメージの言葉だからです。
本物の大きなチャンスやチャレンジは、
当人にとっては時々、
災難のように思えることがあります。
「幸運」という言葉の軽々しさは、
2009年の水瓶座にはぜんぜんぴったり来ません。
もっと貴重で、奇跡的で、面白く、
なにより自らどんどん動かねばならないのが
2009年の水瓶座です。
「幸運」とか「天国」とかが持っている、
静謐で予定調和的な安定感、お気楽感は、
2009年の水瓶座には全くありません。


「12年に一度の幸運期」
と書かれるのは、木星という星が水瓶座に巡ってくるからです。
木星は、一つの星座にほぼ一年間滞在します。
12年で12星座を一回りするわけです。
木星が来る年は、私に言わせれば「耕耘機」です。
その人という畑が勢いよく耕され、
隠れていた可能性が全て掘り起こされます。
土に空気が入り、肥やしを入れ、新しい種が撒かれます。
その年が幸運なのではなく、
その先12年の幸運をスタートさせる年なのです。
ですから、その年自体は、
嵐のような一年と感じられることの方が多いのです。


2008年は、木星は山羊座にいました。
ですから、木星が来たとき何が起こるか知りたいならば、
山羊座の人に聞いてみるのが手っ取り早いわけです。
でも、2009年の水瓶座にはおそらく、
2008年の山羊座の人以上に「大きな」ことが起こるような気がします。
全天に、星占いで使う星はほぼ10こあります。
木星だけではないのです。
2008年の山羊座を動かしていたメインキャラクターは
木星と土星と冥王星の三星でした。
ひきかえ、2009年の水瓶座をめぐるメインのキャラは
木星と海王星と天王星、そして最後に土星が入ってきます。
つまり、メンツがちょっと違うのです。
2008年に木星を迎えた山羊座は、
それまでには解っていなかったことを体験しました。
2008年に何かが始まったのです。
ですから、びっくりもさせられたでしょうし、
自分が変わったことにも驚いたと思います。
でも、2009年に木星を出迎える水瓶座には、
それとはちょっと違ったことが起こると思うのです。
なぜなら、木星以外のメンツ、
海王星と天王星は、
もう長いこと今の位置にいたからです。


1998年、そして2003年。
だいぶ昔の話になってしまいますが、
ざっくり言ってその2つの年から始まったことが、
貴方を取り巻く世界のベース音のように流れていると思います。
その流れはつかみ所がなく、
わかっていても踏み込めないことや
ずっと夢見ながら足踏みしてきたことと関係しています。
これらのことが、いきなり、
現実の物として姿を現すのが2009年だと思います。
これは、具体的チャンスであり、
更に言えば、ここが「山場」です。
2003年から続いていた貴方にとってのおおいなるチャンスが、
2011年までに完了するのです。
その2011年までのなかで、
実現するための対外的行動を起こすのにもっともふさわしいのが
2009年という年なのです。


水瓶座は、固着宮です。
固着宮というのは、変化を恐れます。
特に水瓶座は、自分を変えることを嫌います。
自分の中にある何かを変えるのは、
それがどんなに小さなことでも、
大きな痛みと失望を伴います。
それまでの自分をどこかで、否定しなければならないからです。
高いプライドと理性、そして論理的知性により、
問題を感知しても、
「変えられないし変える必要もない」
という判断を下しがちなのです。
ですが、2009年の貴方はおそらく、
自分を変えてしまうことになると思います。
自分の中から、その要求が生まれるはずです。
この変容の流れに逆らうのは、
上りエスカレーターを下ろうとするように、
大変危険です。
2009年の流れはとても強い潮流で、
これに逆らったら、溺れてしまうかもしれません。
変化を受け入れ、自ら変化する方向に進むとき、
それは驚くほど容易に進めることができるはずです。


時期的なことを少し申しますと、
1月は少し逆戻りするように感じられるかもしれません。
2008年の見直しのような流れが生じます。
2月は、がつんとした変化が起こります。
収入に関することで変動があるかもしれません。
この出来事は、2008年の9、10月頃とつながっています。
そこで失った物があった人は、
ここで取り返すことも可能かもしれません。
3月、コミュニケーションにしっかりと愛情を込めてください。
5月から夏にかけて、
冒頭から述べた大きな動きが、勢いよく進展します。
ここは今まで想像したことのない展開になりそうです。
「いつもどおり」「安全策」にしがみつかず、
果敢にチャレンジすることをお勧めします。
9月は、2月のインパクトが更に先に進みます。
ここで2008年来の収入に関する変動は収束するでしょう。
11月から、人間関係に強い変化が起こります、
新しい出会いも多くなります。
誰かと熱く強く関わる、というテーマは、
この11月から2010年の夏まで続いていきます。


愛情関係は、コミュニケーションがカギです。
ふだん無口な人も、今年はたくさん話すことになるでしょう。
水瓶座は、考え深い星座です。
ですから、言葉に表れるのは「氷山の一角」であることも
少なくありません。
結論しか言わなかったり、十分に気持ちを表現しなかったりして
すれ違いや誤解がおこることもあったかもしれません。
とてもシャープな論理性を持っているため、
相手の気持ちを汲んで話す、ということが苦手な人も
水瓶座には多いようです。
ほんとうに役立つアドバイスをしたいと思うあまり、
結論を急いで、相手の感情には思いが至らないこともしばしばです。
ですが、2009年のコミュニケーションには、
「相手の感情を汲む」ということが強く要求されます。
そしてそこから、愛が生まれたり成長したりします。
時には、現実的なアドバイスよりも
ただそばにいて話を聞くとか、
優しく励ますだけ、とか
そんなことがもっともよく「効く」ことがあります。
2009年の水瓶座は、そういうシフトから
恋や愛を心に芽生えさせることが可能です。
さらに、11月以降は、異性との接触が活発になりますので、
2月から6月、そして年末は、
フリーの人にとってチャンスの多い年と言えると思います。
なによりも、冒頭からの変化を通して
周囲の貴方についての印象も様変わりします。
カップルは相手に「惚れ直した!」と言われたり、
フリーの人も、知人だった人がいきなり寄ってきたりするかもしれません。


いい年か、わるい年か、というのは、
私には解らないし、ぴんとこないのです。
でも、2009年は水瓶座にとって
「大きな年」だ、とは、言えます。
この先何年も忘れられないような、貴重で重要な年です。
出会いもありますし、チャンスにも恵まれますし、
何より、貴方が変化します。
自分が変化するということは、
その先の人生が変化してしまうということを意味しています。
人は、自分が変わるということを
単に個人的な気持ちの持ちようが変わるだけだと思っています。
でも、人が変わるということは、
その人の人生で起こる出来事がその先、変わる、
ということなのです。
星占いでは、性格と運命を同じホロスコープで読みます。
人間性のようなものと、その人の運命とは、
星占いにおいては、おなじものなのです。
貴方の2009年はそういう意味で
「これからの運命を変える年」
と言えると思います。





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