2004/6/1

こと食べ物については

好き嫌いは
あまりないのだ。
だいたい
なんでも
食べられる。
強いて言えば
きいろいからしと
わさびがダメ。
でもそれって
別に
出されたとき食べないと出してくれた人に失礼
なモノではないので
いいよねって
思ってた。
私って
好き嫌いのない人だよなあって
思ってた。
蜂の子だって
イナゴだって
平気よ。うふふ。
多分
食べ物の面だけでいけば
きっと
世界を飛び回って取材したりするTVリポーターなどにもなれるに
ちがいない。
現地の人が進めてくれれば
生きた芋虫
でも
食べてしまうのかも知れない。
(いや、そういうシーンが本当にあったんです)
それほど
自信を持っていた。

しかし。
私は先日、不意におもいだしたのである。
かなーり
ポピュラーなものが
私はたべられなかったのだ。
それは
ラッキョウ
である。
ラッキョウ。
あれは
イカン。

カレー大好き!
な私。
いつだったか
銀座の
資生堂パーラー

カレーを食べた。
あれは
すごいよ。
味もさることながら
そのサービス。
重厚長大サービス。
もう
テーマパーク並。
説明できないくらいスゴイので、どうぞ皆さんも一度は話のネタに言ってみてカレーを食べてみて頂きたいワケなのだが
それはそうと
その過剰なサービスの一環として
カレーの薬味
がものすごい。
何種類だったか、、、4?5?
だいぶ前なのでうろ覚えではあるのだが
とにかく
たくさんの種類の
付け合わせ
が出てくるのだ。
カレーと言えば
福神漬け。
そのほかに
チャツネのようなものや、カブラのお新香やら、タマネギのマリネみたいなモノや
果てには
ミカンの缶詰
まである。
それがちいさな、バスケットみたいな容器に仕切って入れられていて、実に、遊び心をそそるのである。

こういうとき
全種類制覇
してみたくなるのが人情であろう。
しかしどうだ、
私。
らっきょう。
ラッキョウ。
ああ、
ラッキョウ。

らっきょうに行く手を阻まれ、私は
全種類制覇
の夢を絶たれたのだった。

資生堂パーラーの
らっきょう
ならば
そこらに売ってるのとは全く段違いなミラクルらっきょうであって
従来の私の中のらっきょうの定義を覆すようなすばらしい味がするのかも知れない
とは
私もちょっと
考えた。
でもしかし。
好き嫌い
というのは
そういう一般論を超えたところに成り立っているように思う。
もう
イヤなのだ。
まずいとかうまいとか
そういう問題じゃないのだ。
どうにも
そりが合わない。
生き方が噛み合わない。
人間同士だって
そういうこと
あるだろう。
いい人なんだけど
人間的に優れたモノをたくさん持ってるひとだとは思うんだけど
でも
なんか、ダメ
どうも、イヤ。
寄るな触るな
近づくな。
そういうこと
ないですか。

らっきょう。
人は
自分が好きなモノや嫌いなモノでさえ
容易に忘れる
生き物だ。
だから
時々忘れていたそれを思い出すと
軽い感動
すら覚えてしまう。

感動を
ありがとう。
(大袈裟)
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