貴方の一番好きなものが、 今、手の届く場所に溢れている感じがします。 貴方が一番楽しいと思えることと、貴方の距離が、 今、ほとんど限界まで縮まっているのです。 空中分解するもの、そこから現れる固い岩盤、 まるで天空に浮かぶお城の伝説のように、 確かだと思ったものの根拠は砂上楼閣で、 あやふやだと思ったもののほうに真実がかくされていて たぶん今はそんなふうに 2つの世界が互いにその意味を交代しつつあるのかもしれません。 そんなドラスティックな空気の中にいても 貴方の足元は軽快そのものです。 ひとつ、気をつけなければならないことがあるとすれば それは、フットワークに関する観念だと思います。 今、進んでいるゲームは マラソンや短距離走のようなゲームではなくて バスケットやバレーボールのように 自分自身の向きはくるくると変わるのだ、ということです。 一つの方向だけを向いてそっちに進めばいい という状態ではなく、 きゅっきゅっと足元で自在に方向転換しながら 全ての方向が進行方向になりうる、と前提することだと思います。