2011年 ふたご座の空模様。






「夢」
という言葉は、
夜眠っているときに見る夢と
「将来の夢」のように、覚醒した状態で描くビジョンとの
両方に使われます。
日本語の「夢」は、
もともとは夜眠っているときに見る夢だけを意味していたらしいのですが
明治時代、英語の「dream」の翻訳がきっかけで
日本語の「夢」も、未来のビジョンと眠って見るビジョンの
両方に用いられるようになったそうです。

未来に叶えたい「夢」と、眠りながら見る「夢」。
この2つが、「夢」という一つの言葉で表されるのは
ちょっと不思議に思えます。
ですが、よく考えてみると
この2つは、けっこう、よく似ているのかもしれません。
夜見る夢も、昼に描く夢も
もやもやっとした、不可解であやふやなものです。
それは人間の意志に端を発するかというと
どちらも、そうでもありません。
眠りながら見る夢はもちろん、
人間の意志でコントロールすることはできません。
未来を思い描く夢はどうかというと
これはたしかに、人間があれこれ考えるわけですが
たとえば
「ミュージシャンになりたい」とか
「野球選手になりたい」とかは
「考えて」描くものでしょうか。
自分でもどうしてだかわからないけれどそれに惹かれる
親に反対されたけれどどうしても諦められない
自分でもムリだとわかっているけど追いかけずにいられない
というような、「自分ではどうにもコントロールできない」ところが
未来について描く「夢」にも、あるのではないでしょうか。
自分が何故その夢を描くのか。
それは、本人にも、本当のところは、よくわかっていないのだと思うのです。
なぜ、学校の先生より看護婦さんに惹かれるのか、
それは、その人の心の奥にあるものから自然に出てくる「想念」で、
自分ではそれを論理的に説明することは
本質的には、出来ないものだろうと思うのです。

「夢」は、
あやふやな計画、信用できないもの、というような
否定的な意味を込められることもある言葉です。
でも同時に、「夢」という言葉は
「夢や希望」という表現もあるとおり
とても美しいものとして受けとられます。
人偏に夢で「儚い」となりますが
「はかなさ」の中には、永遠の真実、とでも呼びたいような何事かが
ぎゅっと詰まっています。
論理的思考や、現実的な価値観からすると
「夢」は、あまり歓迎されない言葉です。
でも、「夢」は時々、
その現実に大きなインパクトをもたらします。
みんなに反対され、バカにされながらも、決して夢を諦めなかった少年が、
いつか夢を叶えて世の中を動かしたりします。
科学者が、夜寝ているときに見た夢が、
難解な問題を解決する手掛かりになったこともあります。
夢は儚く、あやふやで、意味不明のものですが
同時に、その内部に
人知を越えた真理や真実を、内蔵していることがあるわけです。

2011年の双子座は、大きな夢を描きます。
そして、その夢の中から
上記のような、すぐれて現実的なインパクトを取り出すことになります。
もやもやした、あやふやなもののなかから、
ちっぽけな思考の遙か上を飛翔する真実を見つけ出せます。
2011年の双子座が扱うのはそうした
「目に見えない力」です。
たとえば、
10円銅貨と、銅のちいさな塊は
物質としては同じですが
人間にとっては全く違ったものです。
10円銅貨のなかにあって、銅のちいさな塊のなかにはない、力。
これも一つの「目に見えない力」です。
アイドルの人気や、権力者のパワーなども
「目に見えない力」です。
これらの「力」は、論理的に説明することは非常に難しいものですが
現実の中で文字通り、力を発揮します。
このような「力」は、夢が隠し持っている真実と
同じ泉から湧き出しているもののようです。

動かしがたいと思っていたものが動き、
変化しないだろうと思っていたものが、変化します。
お伽噺の中ではしばしば、
巨人よりも小さな子どものほうが大きな力を発揮しますが
2011年の双子座の世界では
そうしたことが、よく起こるのではないかと思います。
常識的前提は覆され、
より小さな苗から大きな果実が得られます。
叶えようがないと思えていた夢が
想像もつかなかったルートを通って
現実に近づいてゆくかもしれません。


時期的なことを少し申しますと、
まず、年明けは、何か強い力で自分の中にある可能性を
「引き出される」という感じがするかもしれません。
1月下旬以降、一気に大きな夢を膨らませる作業がスタートします。
2月は旅行や出張など、遠出する機会が多くなりそうです。
向学心が高まる時期でもあります。
3月は非常に忙しい時期で、
大きなチャンスが巡ってくる人も少なくないでしょう。
チャレンジしていくべき時期です。
4月は、昔の夢を掘り起こすような作業が発生するかもしれません。
かつての知人と一緒に行動することになったり、
なにかしら、「もどってくる広がり」がありそうです。
5月はスケールの大きい時期です。
小さくまとまらず、細かいことに囚われず、
外へ外へと自分を拡げていくような時期となるでしょう。
6月、不意になにかが心の中に入ってくるかもしれません。
長いこと解決できずにいた問題にスポットライトがあたったり、
コンプレックスを解消する道に、
心が自然に入っていこうとするかもしれません。
この動きは、この時期だけにとどまらず、2012年までじっくり続いていきます。
なにかを熟成させるようなプロセスが始まるのです。
7月は、自分から手をあげて何かを始めるようなことになる時期です。
チャレンジ精神に突き動かされて、
自分が先頭に立って何らかのプロジェクトを進めることになりそうです。
8月は「コミュニケーションがもどってくる」気配があります。
音信不通になった人とのやりとりが復活するようなタイミングです。
逆に、さくさくコミュニケーションできていた相手とのやりとりは、
いったん「棚上げ」、一時停止のような状態になるかもしれません。
これは、時間の問題ですので、
それほど深刻に受け止める必要は無いと思います。
焦りは禁物です。
9月から10月は、とても賑やかです。
出かける機会が多くなりますし、
知的好奇心を大いに刺激されるでしょう。
11月は、印象的な出会いがあるかもしれません。
強い「縁」を感じるようなタイミングです。
12月、人間関係に時間をかける必要がありそうです。
じっくり、ゆっくり向き合うことで、
そこから大切なものが導き出される時期です。
12月はさらに、
頑張って来たことが大きく形になったり、
成果を認められて新しい段階に進むような展開もありそうです。
貴方にとってとても大事な時間となるでしょう。

愛情関係については、
愛について自問自答したり、
夢見た愛と現実の愛をしっかり紐で結びつけていったりするような作業が
じっくり続いていくでしょう。
この時期の愛はぜんぜんふわふわしたところが無く、
とても「本物志向」です。
軽々しく「愛されたい」とか「幸せになりたい」などという表現を使う気になれないくらい、
とても本質的なものに目を向けている貴方がいるように見えます。
愛の意味や幸せの意味を深く考え、
現実の中でそれを実行に移していく、
とても誠実で頼りがいのある貴方の姿が見える気がするのです。
追い風が吹く時期は1月、3月、6月、9月半ばから10月頭です。
クリスマスシーズンも、とても素敵な時間を過ごせるでしょう。


2011年のような年には
ものごとの因果関係がよく見えないのだろうと思います。
スイッチを押せば灯りがつく、
というような直線的な結びつきが読めないため、
時には不安になったり、
努力が徒労のように感じられたりすることもあるかもしれません。
人間は、自分で思っている以上に
「自分の力でなんとかなる」という自負心が強いようです。
でも本当は、自分の力で出来ていることなど
それほど多くはないのかもしれません。
かといって、何もしないでいていいかというと、
そういうわけでもありません。
おそらく、「こう押せば、ここが出っ張る」というような
一対一の関係ではない、もっと大きくてダイナミックな仕組みの中で
私たちは世界に働きかけ、
世界から返礼をうけとっているのかもしれません。
2011年の双子座の世界には
そんな不思議なやりとりがいつもより大きなボリュームで発生しています。
双子座はものごとの「おもしろさ」を発見するのが得意な星座ですから
2011年という年は、そういう意味で
とても「おもしろい」年になるだろうと思うのです。






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