新作情報350「白衣の生贄5」(コレクト)主演:清水かおり・小室優奈 監督:秋山豊
ドラマとしてはまとまりが良いけど、SMビデオとしては少し不満が残るというビッグネーム主演作にありがちな、シネマジック8月の新作です。
主演は清水かおり。とにかくAVは鬼畜一本槍の私は清水かおりも知りませんでした。プロフィールを調べたら「1979(昭和54)年11月22日生まれ 血液型A型 T157B83W58H82」とありました。AVナビでは人気AV女優の第12位にランクされている人気AV女優です。美人でスタイルも良いです。乳房に少し詰め物の匂いがしますが、AV女優としては優良女優と思います。ただ、SM女優としては、いまひとつ情緒に欠けるような気もします。SMビデオにAVビデオの悶え方を持ってきても、どこか物足りない感じが残ります。
一方、共演の小室優奈は清水かおりに比べるとルックスの点では落ちます。ただ責められたときに見せる表情、喘ぎ声、号泣は清水より数段上です。良いAV女優は必ずしも良いSM女優にはなり得ず、AV女優としてはルックスに問題があるが、良いSM女優になる可能性を秘めているというお手本が、この作品では見られます。
看護婦 清水かおりは、勤務する病院の院長と肉体関係を持っています。院長の森山(だったと思う。名前が判らなかった頃、清水大敬に似ているので、西村が小清水と一時期呼んでいた中年のAV男優です)は婿養子で、清水との関係が奥方にばれるのを心配している小心者ですが、サディストでもあり、清水を縛りたいという願望を持っています。
ある日、ある人妻(小室優奈)が堕胎のために病院にやってきます。小室には快楽と生殖は結びつかないという持論があり、堕胎手術はすでに数度受けています。要は業が深い女で、院長はこの女性とSMプレイを楽しんだことがあります。診察と称し、院長は仰向けになった小室の性器を指で責め、イカせます。それを見ていた清水は院長に「こんなのは治療じゃありません」と訴えます。しかし、堕胎手術の前夜、院長と小室とのSMプレイを覗き見した清水はオナニーをしてしまいます。それを目撃した患者(日比野達郎)はナースコールで清水を呼び出し、拘束し、犯します。
これでM性が目覚めてしまった清水は、院長の縄に身を委ねます。
責めは、前半の小室優奈への責め、後半の清水かおりへの責めと分かれます。責めの密度は小室優奈のほうがはるかに高いです。
(小室優奈への責め)
1)診察室での指責め。小室の喘ぎ声とイク時の断末魔が良いです。
2)全裸で上下胸縄後ろ手縛りで緊縛され、診察台の上にお尻を突き出すように拘束された小室へのバイブ責め。バイブは、熊ん子で膣を責め、途中から専用のバイブでアナルを責めます。ここでも小室の絶叫と悶え方に興奮させられました。
3)小室は全裸で上下胸縄後ろ手縛りで緊縛され、逆さ吊りをされています。吊り用の縄は左脚から腰縄に掛けられていて。右脚を無理して閉じないと、自然と開脚吊りになるというものです。この作品の縄師は奈加あきら。なかなか、美しい吊り責めです。院長は九尾鞭で小室のお尻を中心に責め、小室は悶え、苦しみます。
4)床に下ろされた小室は縄を解かれ、院長にフェラチオを強いられます。射精の後、小室は緊張が解けたのか、泣き崩れます。
以上、小室の責めは清水への責めの伏線というか、前座的責めですが、責めの流れが良く、これだけでもSMビデオとして成立するかもしれません。
(清水かおりへの責め)
1)日比野は清水を制服のままベッドに手錠で拘束し、犯します。まぁ、並みの凌辱シーンと思います。
2)院長は制服の清水の後ろ手に回し、縛りはじめます。やはり、美人看護婦を縛るというシーンは良いですね。特に身体を反らしたときの胸の膨らみに色気を感じます。
3)上下胸縄後ろ手縛りで緊縛され、乳房を露出された清水の乳首を院長が愛撫。とがった乳首に色気を感じますが、何となく乳房全体が固そうで、不自然さもあります。豊胸は好きでないもので、少し気になりました。それと清水の悶え方も、気持ち良いのか嫌なのか何となく中途半端でした。
4)清水を診察台に仰向けに固定し、鼻腔を広げたり、口を広げたりというフェチ的責め。SMビデオというよりも、「今日の健康」を見ているような気がして、興奮できませんでした。
5)下半身を露にしての導尿カーテル責め。これも清水の反応が嫌なのか気持ち良いのかはっきりとせず、何となく中途半端な責めに終わってしまいました。
6)全裸でボールギャグを施され、バイブを挿入された清水の犬の散歩プレイ。バイブの振動に堪えきれなくなった清水はエクスタシーに達してしまいます。この当りの演技は良いと思いました。ただ、カメラが清水を少し遠めから、かつ後ろから捉えているので、清水の表情がはっきりしません。このシーンも、もう少し工夫というか配慮が欲しいと思いました。
7)全裸で、上下後ろ手縛り、片足吊りで立たされている清水へのバイブ責め。時間的に短いのと、清水の反応が若干演技臭かったように思えます。ただし、緊縛姿は美しかったです。
以上、この作品も「ビッグネーム主演作品はタコが多い」という法則から外れない作品となってしまいました。しかし、前半の小室優奈のシーンは悪くありませんし、清水かおりの緊縛姿は美しいと思いました。清水かおりのファンであれば、一応は押えておくべきかと。
(2002年11月アップ)