新作情報468「インモラル天使 山口絵里香」(コレクト)主演:山口絵里香 監督:秋山豊
今回紹介させていただく新作は、インモラル天使の最新作である。
作品名 : 「インモラル天使 山口絵里香」
女優 : 山口絵里香
男優 : 日比野達郎
監督 : 秋山豊
シネマジック VS−773
2005年4月発売
この作品は、もっとも「インモラル天使」らしい作品である。
ある意味で、インモラル天使の代表作ということもできる。
インモラル天使は、80年代のシネマジックの「インモラル女高生」シリーズが、当局の
締め付けで継続がむずかしくなったと思われる1991年、インモラル女高生の姉妹シリ
ーズとしてスタートした。
当局の気にする「女高生」という言葉を避け、当初は正規のセーラー服をも避けて、当局
を刺激しないように配慮してのリニューアルであった。
非合意型が基本で、比較的ハードであった女高生シリーズ(1〜3、イモブル)に比べ、
インモラル天使シリーズは、基本的には合意型。一見清楚にみえる女高生が、内面には、
性への憧れや淫乱さを秘めており、ふとしたきっかけで、SMの世界に入り込んでしまう
というお話である。
そのコンセプトは、基本形ともいえるパターンが最初の数作品で出来上がっていく。
記念すべき第1作の作品名は「インモラル天使」。
「インモラル天使1」ではなく、単に「インモラル天使」である。
死んだはずの知人の娘(相原めぐみ)が、初老の学者?(中野D児)のところに現れ、昔
のようにSMプレイに耽るというお話である。第2作は、やはりシチュエーションは異な
るが、基本的な筋書きは第一作を踏襲したものとなっている。それ以後、「インモラル天
使3」(西尾美樹)のように拉致監禁という、このシリーズとしては例外的なハードな設
定もあったが、15年の間、大きくは基本路線の変化もなく現在に至っている、SMのみ
ならずAV全般でも稀に見る長寿シリーズである。
インモラル天使(1)〜52までの番号付作品が52作品。
それ以後もインモラル天使××と言うような、女優名をかぶせた作品などが計7作品、合
計59作品の多きにわたっている。
私は、最近、インモラル天使シリーズ全59本をコンプリートした。
インモラルシリーズ全体(イモ天、イモ高、イモ校)ついても、イーシャンテンの状態で
、ほどなくインモラルシリーズ全70作品をそろえることができると思う。
(インモラルという名前の作品は他にも存在するが、その詳細については別の機会に譲り
たい。)
さて、肝心の「インモラル天使 山口絵里香」である。
この作品は、明らかに第一作やインモラル天使36(長瀬麻衣子)と同類の、「おじ様
(又は先生)の好みの女になります。たとえSMでも・・・」のパターンである。
本作品のあらすじは、卒業式で国歌を歌うことを拒否して処分された元高校教師(日比野
達郎)の元に、昔の教え子(山口絵里香)が一人で訪ねてくる。
日比野への憧れを口にする山口に、日比野は「幻想だよ。僕は君が考えているような人間
じゃないんだ。」と、縄を取り出して山口を縛る。
次の日の朝、「私、上手く出来ないですが、先生好みの女の子になります。だから、春休
みの間、ずっとここにいてもいいですか?」そう言って捲り上げたスカートのしたには、
彼女自身が、自らが施した股縄が白いパンティに食い込んでいた。
「私、小さいときからずっとお父さんがいなかったから、こうして厳しくされるのが・・
・」と後ろ手に縛られながら絵里香は呟く。
立ち縛りからスカートをまくられて股間縛りへ。
股間縄を小刻みにゆすられて、苦悶する。片足つりから、もう一方の足も吊られて、完全
に宙吊りに。
陶酔した表情で、小さくうめき声をあげる続ける絵里香。
以上の連続シーンは結構長丁場で、カメラはゆっくりとしたテンポで、丁寧に縛られた姿
と表情を捉えてゆく。女優にとっては結構きついシーンであったと思われる。
ガラスのテーブルに上がり後ろ手にしばられ、パンティ越しに股間をなぶられ、やがてそ
のまま失禁してしまう。
真っ白なパンティにしみが広がり、ガラステーブルに広がってゆく水溜り。
その詳細を、カメラはテーブルの下から克明に映してゆく。
さらに、お尻へのスパンキング。真っ赤になったお尻で涙する絵里香。
次に上半身ブレザーの制服での着衣緊縛、下半身はパンティ姿でこぶ縄渡りをさせられる。
かなりの時間、いったり来たりさせられるが、カメラは時に正面や後ろ、時にローアング
ルでと、パンティに食い込むこぶ縄と絵里香の表情を克明に捉えてゆく。
彼女は、こぶ縄の所で何度も立ち止まり、その刺激の感触を確かめるように、陶酔した表
情で、何度もゆっくりと小さく腰を前後ながら進んでゆく。
最後は縄を揺すられ、たまらず座り込んでしまい、荒い息遣いの絵里香。
続いて、ベッドで後ろ手に縛られての愛撫からフェラ、そしてファック。
最初に胸を触れられた時の小さなピクッとした反応、挿入された瞬間の声にならない喘ぎ
の表情など、演技が非常に細かい。
顔責めでは、はじめて嫌そうな表情をみせるのが興味を引く。
さらに縦笛を口につっこまれて固定されたさるぐつわ。
咥えた笛からは涎が糸をひき、お尻を鞭打たれ涙する。
最後は日比野を押し倒し、ズボンをずりさげて、パンツの越しに舌をつかい、フェラに移
行して、口で日比野を逝かせてしまう。
やがて春休みが終わり、別れの時がやってくる。
絵「先生、どうして歌わなかったんですか?」
日「歌うことを強制されるのが嫌いなんだ。」
絵「じゃ、お世話になりました。」
日「このまま、ここにいろ!」
絵「・・・。私も強制されるのが嫌いなんです。」
そう言って去っていく絵里香。 − END −
冒頭にも述べたごとく、典型的なインモラル天使の筋書きである。
しかし、作りは大変丁寧。バッハの「G線上のアリア」、ベートーヴェンの「月光の曲」
がバックに流れる中、話はゆっくりと進行していく。
80分物ということもあり、一つ一つの責めのシーンがたっぷりと取られ、美しい映像で
丹念に映されていく。
この作品は、合意型SMプレイの男の夢の実現である。
その限りにおいて、主演の山口絵里香は、過不足なく演じきっている。
山口だけでなく、ベテランの日比野達郎がいい味をだして、作品を盛り上げている。
上記のような、ソフトSMを是とする方、イモ天フアンの方にはお奨めの作品である。
山口絵里香は、バリバリの現役人気AV女優で、顔やスタイルは個性的ではないが、嫌味
がなく、全てに対して反応は穏やか。わざとらしさや大げさな表現がなく、細かいところ
で意外に男ごころをそそる表情をする、非常に好感の持てる女優である。逆に派手な反応
を期待する方にとっては、反応の鈍い女優と評価されるかもしれないが、私は好きである。
SM作品は、2003年の「淫虐の就職試験3」で、今回と同じ、シネマジックに出演し
ているが、そのときの印象は意外に薄い。今回、シネマジックでは、一年以上たってから
の、めずらしく再度の起用で、インモラル天使に使ってきたわけだが、私の知る限りにお
いては、再登場でのイモ天出演と言うのは、例がないと思う。
個人的には、もっと見たい女優であるが、一般AVが、その活躍の中心となっているよう
であり、残念である。出来れば、長く活躍してもらい、喪服奴隷や奴隷秘書あたりに出演
して欲しいものである。
(以上 マンボウさん 2005年6月アップ)