新作情報500「奴隷秘書・三条綾音」(コレクト)主演:三条綾音 監督:吉村彰一

おかげさまで新作情報も500を数えることになりました。97年の正月から視聴したビデオについて感想を麗華さんのサイトに書き込むようになったのが始まりですが、これほど続くとは思いませんでした。6年前にジャカルタに来てからもすでに300本の新作情報を数えます。これは一重に常連さんと、ビデオプレゼントを提供頂いたアップルビデオさんのおかげです。これからは1000を目指してがんばりたいと思います。よろしくお願い致します。
で、新作情報500本目はシネマジック発売の久々の超ど級タコビデオを紹介したいと思います。
吉村彰一監督、男優 中野D児という面子を見ただけで、タコビを感じてしまう人はかなりSMビデオの通です。吉村彰一はシネマジックの社長で、中野D児をSMビデオの男優として発掘したのは彼というのが定説となっています。中野はどちらかというと、オーソドックスな責めよりも奇をてらった責めが好きですから、中野が責めを提案し、吉村がそれに乗るという図式が出来上がるとタコビが誕生します。
この作品も見事なタコビデオとなりました。
主演女優は三条綾音。パケ写を見るとかなり美人と思います。SM以外でも一般アダルトに出ていないか、検索しましたが、見つかりませんでした。美人ではありますが、喘ぎ声がわざとらしいのと、身体つきになんとなく色気がなく、印象深い女優さんではありません。この作品でも、影が薄く、作品は三条綾音の主演作というよりも中野D児のワンマンショーという雰囲気になっています。パケ写にだまされ、男優が必要以上に目立つというのはタコビの絶対要素です。
設定は会長秘書として雇ってもらいたい女子大生(三条)が会長(中野)から採用試験と称して様々な変態行為を受けるという、SMとしては陳腐ながら安心できるような設定です。会長の部下という設定で縄師が登場しますが、これは赤井鯉三郎でしょうか?
(責めの内容)
1)身体検査として、全裸にされた三条の性器、アナルを検査するシーン。三条は恥ずかしがる演技をしますが、いかにも演技と分かってしまい、あまり興奮できるシーンとはいえませんでした。SMビデオを製作するときは、つかみを良くするのが鉄則と思います。この段階で、責めてみたい女優かどうかを視聴者に印象付けることを作品は失敗してしまいました。
2)赤ふんどしの三条を立ち縛りに緊縛。中野が性器を愛撫するシーン。反応がいまひとつのような。。。
3)バイブ責めシーン。声に艶がありません。
4)鞭責めのシーン
いままで千本単位でSMビデオを見てきたと思いますが、SMビデオに「クイズ」が出てきたのは初めてです。竹棒を使った磔立ち縛りの三条にクイズを出し、解答できないと鞭を浴びせるという設定で、このクイズの内容がとほほです。
「蜘蛛の糸を書いたのは誰?」
「ダイナマイトを発明したのは?」
「ペニシリンを発明したのは?」
と一般教養問題の間は我慢できましたが、駄洒落クイズになった途端、個室ビデオのモニターを壊したくなりました。
「社員が3人しかいない場所は?」 「お父さんのきらいな果物は?」
「夜しか使わない台所用品は?」
答えられない三条は何発も鞭を浴びます。
三条は鞭に対する反応は余裕があり、面白くありませんが、クイズを出されたときの反応は面白かったです。三条は事前にはクイズの内容を知らされていなかったのだと思います。教養問題では、アダルト女優にしておくには惜しいくらいの解答率です。しかし、駄洒落クイズになると何回も苦笑します。三条自身、ばかばかしくなったのだと思います。
5)蝋燭責めのシーン
百人一首を読み上げ、制限時間内に札を見つけられないと、蝋涙を浴びなければならないというシーンです。この辺りは中野D児のワンマンショーです。中野の読み方がいかにも情感たっぷりで、画面から嗜虐的要素がなくなってしまいました。

以上、タコビデオです。ただし、お色気バラエティショーとして見ると面白いかもしれません。三条綾音も美人なので、演技の余裕がないようなハードなSMに出てもらいたい気もしました。


    (2006年6月アップ)