新作情報516「SM魔女狩り審問会」(エピキュリアン)主演:神谷ひとみ・狩野千秋 監督:矢嶋アキラ

「SM捕虜収容所」に続くエピキュリアンの新作です。前作と同様、マニア受けする丁寧な作りの作品となっています。ただし、無条件に抜ける作品かどうかは微妙なところです。
SMビデオがこの世に登場して20年以上経ちますが、いままで「魔女狩り」をテーマにした作品はありませんでした(最近シネマジックでずばり『魔女狩り』という題名の作品が発売されましたが)。これは「魔女狩り」が西洋の事件であるため、日本人の出演者では自然な映像化が不可能であることが理由でしょう。しかし、この作品は違和感がありません。これ丁寧な演出のおかげだと思います。
設定は、異端審問官から拷問を受ける神学生(シスター)クラリッサ(神谷ひとみ)の受難を描きます。中世に行われた魔女狩りでは嫌疑のある女性を水に沈め、溺死したら魔女ではなく、そのまま生きていたら魔女として火刑にされるというのを聞いたことがあります。この作品にも「○○であれば魔女」という査問の下に、様々な拷問が登場します。
主演の神谷ひとみですが、清廉なシスターという役がぴったりとあう女優さんと思います。題名からしてバタ臭い女性が登場するのだと思っていましたが、かえって古風な感じの女優さんを起用したことで、違和感がなくなりました。ただし、反応が少しマグロっぽい気もします。そのせいもあるのでしょうか?けっこう好きなタイプですので、他の作品を検索しましたが、単独の主演作品はありませんでした。
責め手はすあまちゃん(異端審問官ピエール)と狩野千秋(司教ゲルダ)。多少煩い感じもしますが、しっかりした演技で作品の質を維持しています。
責めは魔女であるか否かの査問を中心に行われます。
 ○魔女の局部を金属で刺激すると、その正体を現わす・・・
 ○魔女は十字架の形に長時間固定されると死に至る・・・・・
 ○魔女の苦痛に満ちた唾液は悪臭が漂う・・・・・
 ○魔女の肛門周囲を刺激すると悪魔との契約の印が表れる・・・・・
 ○局部を金属で刺激されると魔女は正体を現す・・・・・等
以上の項目から責めの内容が想像できると思います。エピキュリアンのオリジナルグッズが多数登場します。責めの理由も明確ですので、各シーンのつかみは良いと思います。
ただし、エロビデオとして見た場合、少し上品すぎるように思います。例えば、「魔女は磁場を消す」という項目。神谷の乳首に装着された金具付きのクリップ、狩野が磁石で引っ張るという責めがあります。この責めそのものは面白いと思いますが、神谷の反応に余裕があるすぎる気がします。
また、「局部を金属で刺激されると魔女は正体を現す」かどうかを判定するための張り型責めがありますが、これも神谷の反応にエロさがいまいちありません。イクまで責めて欲しかったと思います。
製作側に他のSMビデオとは一線を画するという信念があったのだと思います。それは良く理解でき、評価もできます。作品の質にそれが良く出ています。しかし、もう少し一般受けする要素も入れるべきではなかったでしょうか?次回作を大いに期待したいところです。



(以上2007年7月アップ)


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