新作情報517「悦虐団地妻・森野雫」(コレクト)主演:森野雫 監督:川村慎一

主演女優、監督、男優がいいと、設定がベタでも、それなりに良い作品が出来上がるというお手本のような1本でした。
監督は川村慎一。この人の新作を見たのは何年振りでしょうか?「生贄の季節」(島崎里矢)「被虐の女戦士1・2」(栗田もも他)「奴隷姉妹3」(小野美晴・篠原真女)といったシネマジックの名作を残した監督さんです。基本的にはストーリーを大事にしながらも、責めのシーンもおろそかにしないという、非常に抜けるビデオを作る才能があります。もう引退したと思っていましたが、SMスナイパーのインタビューにも登場するなど、まだまだ現役のようです。今回紹介する[悦虐団地妻」も川村監督の特長が良く出た良心的な作品です。
主演は森野雫。やはり東南アジアに住んでいるとAV女優さんの名前はわかりませんね。この人も今回の一時帰国で初めて知りました。美人系の女優さんで、スタイルも良いです。セリフもしっかりしているし、責めへの反応も悪くありません。単体女優と企画女優の真ん中のような女優さんで、どちらからと言うと少女っぽい感じがします。ただし、この作品では団地妻という少し淫靡な感じのする役柄を上手に演じています。本格的なSM作品はこれだけですが、もっと活躍してもらいたい女優さんと思います。
設定は社宅に暮らす新妻の森野雫が、同じ社宅に住む夫の上司(日比野達郎)から転勤や出世をちらつかされながら様々な変態調教を受けるという、非常にわかりやすい設定です。責めの流れや、ひとつひとつの責めの時間も適度で、編集作業がしっかりされているという印象を受けました。なお、私はこの作品を個室ビデオ屋で見て気に入り、わざわざDVD版を購入しました。この特典映像が秀逸でした。
責めの内容は
1)緊縛シーン
日比野は着衣の森野を縛り上げ、凌辱を開始します。乳房や性器を愛撫。そのときの森野の表情は良いですが、ときどき見せるおでこの皺が気になりました。
パンティを脱がし、性器を舐め、指でイカせます。その後、ファック。このあたりは日比野の演技と川村監督の土壇場です。徹底して上司という立場を利用してる言動により、シーンが安定しています。
2)白いブラとパンティ姿の森野のイメージシーン
ふと気づきましたがイメージシーンがあるのは、数多くあるSMレーベルの中でもシネマジックだけではないでしょうか?上手後頭縛り股縄付きで悶える森野の姿が数分映ります。
3)浣腸責め
全裸で後ろ手上下胸縄縛りで緊縛された森野への浣腸責めですが、少し変わっています。まずは、森野のアヌスに数本のウィンナーソーセージを挿入。そしてコーヒーと牛乳をガラス製浣腸器で注入。「ウィンナーコーヒーというのもあるよな」という日比野のセリフ。少しトトホなシーンです。ただ、浣腸されるポーズと森野の表情は良く、標準以上のシーンとなりました。
4)鼻責めとバイブ責め
M字に固定されて森野に鼻クリップを装着、バイブ責め。最初は性器を責め、アナルとの同時2穴責めとなります。森野はイクまで責められます。最後の森野の口から流れる一条のよだれが印象的でした。
5)蝋燭責めと鞭責め
青いボールギャグを咬ませられた森野を胡坐縛りに緊縛。性器は濡れた薄紙で隠されています。日比野はその性器を中心に蝋燭を垂らします。森野はくぐもった声で悶えます。蝋燭が内股からお腹、乳房に移ってゆくにしたがって、森野は涙を流します。反応は上々です。
続く鞭責めは乳房、お尻、お腹に万遍なく行われます。森野の叫び声はだんだんと大きくなります。
非常にスタンダードなSMビデオです。冒頭にも書きましたが、良い女優と男優を経験のある監督が演出すると、それなりの作品が出来るというお手本のような作品でした。

これだけでも満足しましたが、市販DVD版はこれに特典映像が加わります。
1)クリップ責め
後ろ手下縄縛りにされた森野の乳首に金属製のクリップを装着。思いっきり引っ張ります。そのときの森野の苦痛の表情は嗜虐的です。その後、責め手(寡黙、顔モザイク付き)は森野のクリップをひねったり、外し、外した後また装着します。これは良かったです。クリップ責めは装着されるときと外されるときが一番痛いといいます。実際、森野は悶えます。こういうクリップ責めはSMビデオでは初めて見ました。クリップを外し、ゆがんだ乳首を責め手は愛撫します。これも痛いらしく、森野はよだれを垂らします。
2)バイブ責め
そのまま立ったままバイブ責め。森野はイってしまいます。
3)浣腸責め
めずらしい金属製の浣腸器が登場します。嘴管の細さが残酷な感じがして良いです。
以上、非常にお買い得な作品です。まずレンタル版をご覧になり、気に入られたら市販版を買われるのがよいかと。



    (以上2007年7月アップ)


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